COLLEGE MAGAZINE

インタビュー vol.1 丹山 三恵子 学科長

「こども学科」の学びの視点を学科長にお伺いしました。

丹山三恵子 こども学科長
COLLEGE MAGAZINE vol.2 Interview vol.2

「こども学科」では四年間を通してどのようなことが学べますか?

「こども学科」は幼少期の教育に関して学ぶ学科なんですけれども、この学科は、「大きな可能性を秘めたこども達の成長のサポートをしていける」という1番大きなやりがいに繋がるということ、4年間学んでいただいて、幼稚園教諭一種免許や保育士・小学校教諭一種免許を取得できることもとても大きいです。また、現代では核家族化や少子化傾向に伴いこども達の抱える問題というのが年々様変わりしつつありますので、そういったところを多角的・総合的に学べるというのも「こども学」の特徴です。具体的には、心の発達を理解するために教育心理学とか、身体の発達という面では病気とか栄養についてなども学べる科目が多いです。幼稚園だけに留まらず小学校に繋げて考える教育、そういった繋がりも考えて免許を取得する方も多いですし、ただ免許を取得するだけではなく社会の求めるニーズに合わせて非常に多くのことを学んで頂けますので、夢と希望を持って様々な企業に行かれる方も多いです。

卒業生で、現在活躍されているお仕事を教えてください。

小学校教員として活躍している卒業生もいますし、幼稚園教諭・保育士もいます。中にはおもちゃメーカーであったり、こども服業界、「こどもと住まい」を考えて住宅メーカーに就職するなど、様々な業種の企業で活躍中です。また、現在私達が大きく注目している「教育ビジネス」です。例えば、文房具でも昔は可愛いものやデザインされたものは少なかったですが、今ではキャラクターものやデザイン性にこだわっているものなど非常に多いですよね。こども学というのは教育的な視点だけではなくて選択肢が限りなくあります。特に私たちの夢は、教育ビジネスをサポート出来るような人材を育てていくことですし、たくさんの企業への就職サポートをしていきたいと考えております。

どんな人が適しているのか、どんな人に来てほしいのか、という思いを聞かせてください。

やはり子どもが好きという人がまず第一条件です。明るくて前向きな行動が取れる人がいいですね。自分で学べること、「学ぶ力」という能力も非常に重要ですし、コミュニケーション力の重要性も感じて前に進んでほしいなと思っています。
「こども学」って、わかりやすい学科名だと思います。何を学ぶのかとてもわかり易いですよね。「迷いがなく、何となく入ってこれる」というところがおすすめです。

それでは最後に、今後の意気込みをお願いいたします。

やはり私は、こども学科というのは社会が求めるニーズが非常に高い分野であると思っています。少子化や核家族化が進み、政治政策や様々な規約が変わってきたり現代の社会状況や社会構造が大きく変化している中、学生たちには大学生活を満喫しながら社会に出て行くまでにたくさんのことを学んでいただきたいです。
社会状況の変化を見つめ、幅広い視野と社会的教養を身につけて、様々な「こどもの現場」に夢を持って飛び出していって欲しいと思います。そのためには一年一年、学生たちの成長過程をしっかり見つめて行くことが大切だと思っております。

Professor’s Message

主な学びとして、子どもの保育や教育を学び、子どもの心身の発達・成長を学び、子どもの環境から子どもの見方・見え方等も理解を深めていきます。子どもが好きで、自分自身も積極的に子どもに関わっていける事が何よりも望まれます。教育実習やボランティア活動など多くの経験を積み重ね、期待される現場のスペシャリストになってください。

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