COLLEGE MAGAZINE

プロから学ぶ実習授業『洋菓子作りの実際Ⅰ』レポート

プロから学ぶ実習授業『洋菓子作りの実際Ⅰ』レポート

健康栄養学科の実践授業として、同じ地元の東大阪市にあるお店にご協力いただき、洋菓子・和菓子作りが体験できる製菓実習をレポート。今回は、「洋菓子づくりの実際Ⅰ」と題して、Cafe&Cake tutuの宮本さんを講師としてお招きし、「シフォンケーキ」「ダックワーズ」の作り方を教えて頂きました。

材料の分量から盛り付けのテクニックまで。レシピ通りにお菓子を作る行程を丁寧に教えて頂きました。

材料の分量から盛り付けのテクニックまで。レシピ通りにお菓子を作る行程を丁寧に教えて頂きました。

製菓実習まとめ写真

お菓子作りの基本を学ぶ「製菓実習」東大阪大学短期大学部 健康栄養学科 学科長 源伸介教授

お菓子作りの基本を学ぶ「製菓実習」東大阪大学短期大学部 健康栄養学科 学科長 源伸介教授

実習風景お菓子作りが好きで、お菓子作りをもっと楽しみたい。

製菓実習はお菓子作りの基本を学ぶ授業内容になっています。必修科目ではなく、選択科目なので、お菓子作りが好きで楽しみたい学生が積極的に参加しております。今まで授業で培ってきた「栄養計算」や「成分の知識」を身につけた上で、自分が興味のあるお菓子を実践で作る体験が一番重要だと考えております。

指導風景東大阪大学・短期大学部の役割として地域との連携を活かし形にする。

今回の製菓実習の目的は2つあります。
1つ目は地元地域の皆さまとの連携です。今回の製菓実習では、東大阪市内の3店舗から講師の先生をお招きし、本学の学生に直接お菓子作りをご指導頂きました。
今年の製菓実習は、「洋菓子・和菓子作りの基礎を学ぶ」をテーマに、5日間【8月5日(月)~9日(金) 】の実習期間を設けています。
今回ご協力いただいたお店は、
・和菓子専門店「河内ノ国・菓房 白穂」さん
・洋菓子専門店「tutu」さん
・洋菓子専門店「アン・スタージュ サタケ」さん
いずれも東大阪市を代表するお店です。
地元のお店の方から直接学生にご指導いただくという地域と密着した取り組みを今後も進めていきたいと考えております。

送られてきた果物送られてきた果物はジャムへ。作ったジャムはお菓子やケーキに活用。

2つ目は、和歌山県の「JA紀の里」さんとの取組みである、商品開発への展開です。
少しでもキズや傷みがある果物は、スーパーなどの売り場では出せません。普通に食べられるのに非常にもったいないということで、本学の実習授業で活用させて頂いております。
商品開発というと大げさかもしれませんが、2年生の後期に「キャリア教育Ⅱ」という授業の中でジャム作りをします。作ったジャムは、さらにお菓子の中に挟んだり、チーズケーキのトッピングとして飾るなどし、自分たちで作ったジャムが実際に商品として利用される一連の流れを経験しながら学べる授業です。実習授業は、健康栄養学科の学生にとって、商品開発から販売、お客様のもとへ商品が届くまで、流通も一緒に学べる貴重な機会にもなっています。

COLLEGE MAGAZINE

back to top