COLLEGE MAGAZINE

インタビュー vol.9 永久 欣也 学科長

「幼児教育学科」の学びの視点を学科長にお伺いしました。

永久 欣也 幼児教育学科長
COLLEGE MAGAZINE vol.19 Interview vol.9

「幼児教育学科」で学べることと、卒業後の進路について教えてください。

東大阪大学短期大学部 幼児教育学科は、保育士や幼稚園の先生になりたい人のための学科です。そのため、保育士資格、幼稚園免許、社会福祉主事任用資格、ベビーシッター資格、この4つの資格を取得できるようになっています。
最近は保育所と幼稚園が合体した「認定こども園」が増えてきています。本学では保育士資格も幼稚園免許も取得できますので、活躍の場が広がります。
卒業後の進路は保育所や幼稚園を中心に、社会福祉施設や児童養護施設、障害施設などの施設が大半を占めています。更に、幼児教育で学んだことを活かしながら、企業で活躍している卒業生もいますよ。

永久先生が特に力を入れている“幼児教育”はどのようなものですか?

保育の基本は「遊び」です。特に日本の伝承遊びはグループで行うものがほとんどです。子どもたちはそういった「遊び」を通して、自然に人間関係を学んでいきます。でも、今の子どもたちは「遊び」というものをほとんど知らないと思うんです。だから、私は学生たちにも「遊び」を中心にいろいろなことを学んでほしいと考えています。
また、保育の現場で実際に使えるペープサート(紙人形劇)やエプロンシアターなどの保育教材を、自分たちの手で作れるように指導しています。

学科長として「幼児教育学科」をどのような学科にしていきたいですか?

本学では数名の学生に教員が1人ついて勉強や就職、人間関係のことなどをサポートする「アドバイザー制」を導入しています。教員一丸となって、ひとりひとりの学生に対してきめ細やかな指導をしていきたいと考えています。
短期大学部は2年間という短い間に資格を取得し、卒業、就職を目指さなければなりません。教員として、いろいろなバックアップをしていきます。

入学を考えている高校生にメッセージをお願いします。

やっぱり、「子どもが好き」っていう気持ちが一番大切だと思います。また、幼児教育を目指している人は、小さいときに保育所や幼稚園でお世話になった先生に憧れて…という人も多いと思います。
もちろん、それだけでは実際の現場では通用しません。本学では「子どもの命を預かる」という自覚と、「どうすれば保護者の方の子育て支援に参加できるか」を自ら学習していく意欲を2年間でしっかり身に付けていただきます。
東大阪大学短期大学部 幼児教育学科は、あなたの夢を叶えるための場所です。是非、私たちと一緒に夢を叶えませんか?教員一丸となって、あなたの夢の実現をサポートします。

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