保健センター通信
麻疹・風疹について
入学時、4月に学生健康診断で麻疹抗体検査・風疹抗体検査をしています。抗体の基準値が2.0未満(-)・2.0~3.9(±)・4.0以上(+)のいずれかの検査結果が出ます。(+)の方は、抗体があるということです。(±)・(-)の方は、抗体が弱い・抗体がない状態ということで、麻疹・風疹に罹患する可能性があります。かからないためにも・うつさないためにも予防接種をお願いします。
麻疹は、空気感染
潜伏期間:10日前後
症 状:発熱・鼻水・咳・目の充血・目やに・コプリック斑 稀に肺炎・脳炎合併することがあります。
風疹は、飛沫感染
潜伏期間:14~21日
症 状:発熱・発疹・リンパ節腫脹
妊娠20週頃までの妊婦が風疹ウイルスに感染すると、出生児が先天性風疹症候群を発症する可能性があります。
男女ともにワクチンをうけて、免疫を獲得しておくことが重要です。
麻疹・風疹抗体検査結果は、健康診断結果と一緒に同封しています。これから、実習で健康診断証明書が必要になります。予防接種の必要な方は、1年次前期までには、医療機関に受診し予防接種を済ませましょう。接種後、保健室に予防接種済証明書の提出をお願いします。
学生相談室のご案内
本学では小規模大学という特徴を生かし、気軽に相談できる窓口が多くありますが、学生相談室もその一つです。何か困ったことがあれば何でも大丈夫ですので、まずはお話してみてください。
相談内容は、家族や友達などの人間関係、学業や就職の問題、巻き込まれたトラブル、それらに伴う心身の症状などといった、上手くいかなくて困っていることが多いですが、自分らしいあり方を考える良いきっかけにもなります。
皆さんは、大学での新しい友達や先生との出会いや、授業や実習などのいろいろな経験を経て、今後も成長していくことでしょう。
運動の習慣をつけませんか
Q1.『ラジオ体操』をご存知ですか?または覚えていますか?
⇒ 日本のほとんどの小学校では、ラジオ体操をしています。ラジオ体操には第1と第2があります。一般的に行われているラジオ体操は、第1です。
Q2. ラジオ体操の効果をご存知ですか?
⇒ ラジオ体操は、速い動きやストレッチを組み合わせて約400種類ある全身の筋肉を活性化させ、習慣にすることで、筋力がついたり、血流が良くなったり、代謝が上がったりする効果が期待されています。
全身へのバランスのよい運動刺激
ラジオ体操は、身体を構成する骨・関節および筋肉を使い、バランスよく刺激を与えるよう設計された全身運動です。身体の左右を一対にして同じ動きを行い、前後上下、頭から爪先まで均等に刺激を与えるよう考案されています。また、日常生活で使うことの少ない部位にも適切な運動刺激を与えることで、以下のような多様な効果ももたらします。
- 全身の筋肉の収縮と伸展の動きによる、筋肉の働きの活性化
- 身体のゆがみをとることによる、姿勢の改善
- 肩甲骨や体幹を動かす運動による、肩こりや腰痛の改善
- 横曲げ・回旋などを通じた刺激による、内臓の働きの活性化・便秘予防
- 骨や関節への適切な刺激による、骨密度・関節機能の維持
- 筋肉内の代謝を促すことによる、血行の促進
Q3. 最近『ラジオ体操』をしましたか?
⇒ ラジオ体操第1は、「いつでも」、「どこでも」、「だれでも」行える一般向け約3分間の運動です。
ラジオ体操第2は、約2分30秒の運動です。
“風邪をひきにくくなった”、“肩こり・神経痛・腰痛の症状が軽くなった”、“体重が減った” という人の声が多く挙がっているようです。ラジオ体操は、即効性はあまり望まずに、毎日続けることで効果が期待できます。ぜひこの機会に習慣化しませんか。
参考文献:『第1章 我が国における健康をめぐる施策の変遷』
厚生労働省 [PDF] https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/14/dl/1-01.pdf
身近な危険生物
野外活動で特に気をつけたい危険生物にハチがいます。ハチに刺されることで、2020年から2024年まで計87人、年平均で約17人が死亡しています(厚生労働省の人口動態調査による)。ハチは、揮発性の多成分警報フェロモンにより、防御反応を誘発します。これらの化学物質は食品の香料や化粧品の香料として使用されることがあるので、普段何気なく使用しているもので、ハチの攻撃を引き起こす可能性があります(M. Ono et al., Nature 424, 637-638 (2003))。芳香剤・香料等がついた衣類や化粧品等をつけると不用意にハチを刺激します。また、ハチは黒光りして動く部分を狙ってくるので目や頭に攻撃が集中し深刻な被害をもたらすことになります。ハチ毒に対してアレルギー体質を持っている場合は、刺されることにより生死に関わる重篤な症状が出ることもあります。特に、キイロスズメバチとコガタスズメバチは都市適応型スズメバチといわれ私たちの身近にいます(小野正人、ミツバチ科学、16(3):119-122(1995))。野外活動をするときには、芳香剤・香料等がついた衣類や化粧品等を使用しないよう、また、服装にも充分注意をしましょう。

