
学科案内
学科の特徴
増え続ける幼児教育のニーズに対応できる力を身につける。
少子化対策や働く女性の増加により、保育者の活躍の場は年々広がっています。低年齢児保育や延長保育のような新たな保育サービス施設が生まれ、幼稚園・保育所はもちろん、ベビーシッターやデパート・企業などの託児施設、さらには母親の子育て支援など、そのニーズは多種多様。
実践保育学科では、そうした社会のさまざまな要請に応え、「現場ですぐに役立つ教育」をモットーに保育のプロを育成しています。
子どもとの関係を深める実技中心のカリキュラムで即戦力を養います。
保育の現場では「子どもが好き」だけでは通用しません。子どもと一緒に遊ぶだけではなく、教育の一環としての遊ばせる技術が必要です。本学科では、園長やベテラン保育士等現場経験の豊富な教員、さらに音楽・美術・工芸分野では現役アーティストの教員が指導にあたるなど、実技科目が充実しています。
また、施設面でも子どもたちを観察できる附属幼稚園や、子育て支援を学ぶ「こども研究センター」、60室あるピアノルーム、保育室など、現場での実践力を高めることができる恵まれた環境が整っています。
卒業と同時に取得できる幼稚園教諭と保育士資格、社会福祉主事任用資格、認定ベビーシッター資格で就職状況も好調。
幼児教育者の養成校である本学では、卒業と同時に幼稚園教諭二種免許と保育士資格と社会福祉主事任用資格、認定ベビーシッター資格という4つの免許・資格を取得することができます。このため、就職率は極めて高く、卒業生の多くは幼稚園や保育所など希望する保育の現場で活躍しています。
また、アドバイザー制を導入して、一人ひとりに対応した指導を行います。7~10名の学生に教員が1名付き、学生が楽しく有意義な学生生活を送れるように支援いたします。
各学生の個性を伸ばし、思いやりのある幼児教育の担い手になってくれることを期待しています。
取得可能な免許&資格
幼稚園教諭二種免許
国公私立の幼稚園で満3歳から小学校入学までの子どもたちの保育・指導を行うために必要な免許状です。
二種免許状は、短期大学卒業以上の学歴を有する者に与えられる資格です。(準学士・短期大学士の学位を有する者も含む)
保育士資格
保育所や児童養護施設、乳児院などの児童福祉施設で、保護者に代わって乳幼児保育に携わり、健やかな育成を助けるために必要な資格です。
社会福祉主事任用資格
老人福祉施設や児童福祉施設など、福祉の職場で働く人に必要な基礎資格です。
社会福祉施設や福祉事務所などに就職してはじめて資格として認定されます。
認定ベビーシッター資格
家庭関係に近い個別的養育環境で行われる保育「在宅保育」について、公益社団法人全国ベビーシッター協会から認定されます。
アドバイザーと連携したきめ細かい指導
1年次から一般常識テストや進路希望調査を実施し、早い時期から就職に対する意識や準備の指導を行います。
具体的な指導に際しては、学生に最も身近なアドバイザーと密接に連携を図り、本人の適性や希望に応じた指導を行います。
また、キャリアサポートセンターでは、月曜から金曜の毎日(午前9時~午後5時)、履歴書の書き方から就職先選び、進路の悩みについても相談に応じます。
必要に応じて模擬面接を行い、マナーや自己アピールの仕方など実践的な内容を指導し、学生たちが安心と自信を持って就職試験に臨めるようにします。
幼稚園教諭と保育士の仕事の大きな違いとは?
- 幼稚園教諭
- 満3歳から就学前の子どもが対象です。
幼稚園は教育を行う学校であり、学校教育法に基づいて教育を行います。 - 保育士
- 0歳から就学前の子どもが対象です。
児童福祉法に基づき、養護と教育が一体となって子どもを育成します。
授乳・おむつ交換・沐浴なども行うところが幼稚園教諭と異なります。