東大阪大学 こども学部こども学科

学科長メッセージ

こども学部こども学科 学科長 潮谷 光人

 こども学科は、大学創立と共に設置された学科です。当時、こどもをひらがな表記で示した学科名は本学が初めてでした。こども学科が誕生し、20年以上が経過した現在、2023年に施行されたこども基本法に代表されるように、ひらがなでこどもを表記することが当たり前となってきました。

 そもそもこどもという表記について、議論がされるようになったのは1989年の国連による「児童の権利に関する条約」において、日本が批准まで5年間を要したことにあります。そこでは、日本のこどもをめぐる様々な課題が浮き彫りになりました。その一つがこどもの主体的側面を尊重する意見表明権などの体制構築や価値観の欠如でした。

 本学は設立当初から、こども学を大切にした教育を行っています。常に、授業や学生とのかかわりでは、こどもの視点に立って物事を捉える、考えることに注力してきました。こども学科には、こども研究センターや附属幼稚園のこどもたちと毎日ふれあう環境があります。早い時期から実習やボランティア活動を行います。目の前にいるこどもの思いを想像し、どう接したらいいのか、と考える機会が多くあります。つまり、こども学科の学生は、早くからこどもの主体的側面に気づくことができるのです。

 また、このような経験は、日々の学びのエネルギーになっていきます。

 私は、授業をすることも好きですが、それ以上に学生と一緒に色々な現場を経験し、こどもや支援を必要としている方と出会い、その思いを感じていたいと願っています。これからもこども学科で、学生と一緒に様々な人との出会いがあることを楽しみにしています。

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