COLLEGE MAGAZINE

インタビュー vol.6 栖原 有真人 学科長

「アジアこども学科」の学びの視点を学科長にお伺いしました。

栖原 有真人 アジアこども学科長
COLLEGE MAGAZINE vol.12 Interview vol.6

「アジアこども学科」では四年間を通してどのようなことが学べますか?

こどもの視点から世界を見ることや、大人の視点からこどもに関わる様々な問題を取り上げて研究する「こども学」を学びます。アジアこども学科では、そこにアジアの問題を交えます。すると文化や国際関係、経済と経営、さらにビジネスなども関わってきます。もちろん、それらを理解するためには語学力も必要です。そういったことを全部含めて、学ぶことができます。

卒業後の進路について教えてください。

在学生にはさまざまな希望があります。例えば、小学校の先生になりたいと言っている学生がいます。アジアこども学科ならば、日本だけでなくアジアにも精通した先生を目指すことができます。
それだけではありません。留学生の多くは、自国に帰って社長になりたいと話しています。そのために必要な語学や経済の知識を学んでいます。さらに「こども学」を研究していますから、こどもに関連するビジネスを始めることも夢ではないでしょう。

「アジアこども学研修」ってどんなものですか?

2年生のときにアジアの国で海外研修を行います。必修科目です。昨年はタイ、一昨年は韓国へ行きました。実際にその国の学校や幼稚園、企業の人々と接することで「あ、こういうところなんだな」っていうことが分かってきます。大学内でどれだけ学んでも、それは知識でしかありません。自分との共通点や文化の違いなど、現地のことを身を持って体験することができるのです。
また、アジア地域文化研修という3年次科目があって、短期留学という特別なカリキュラムも実施しています。これは必修ではありませんが、留学を希望する学生が学びたい言語や文化を申し出れば、私たち教員が留学先大学について相談にのります。
その他にも東大阪大学では、中国の上海師範大学、タイのスィーパトゥム大学と提携を結んでいます。

それでは最後に、今後の意気込みをお願いいたします。

アジアこども学科は、まだまだ始まったばかりの学科です。これからどんな風にも発展していく可能性を秘めています。学生たちがいろんなことに興味を持って、みんなで協力して研究していければ良いなと思っています。今までにない取り組みにも、どんどん挑戦していきましょう。少数精鋭の教授陣が全力でサポートします。

Professor’s Message

アジアこども学科では、アジアこども学を学びながらさまざまなことに挑戦できます。だから、どんなことでも構いません。ビジョンとやる気を持って入学してきてください。そういう学生が成功すると思うんです。世界を舞台に活躍できる人材になれるよう頑張りましょう。

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