教員紹介

山田 克宏 プロフィール

山田 克宏

助教 [ 修士(社会福祉学)]

山田 克宏 Yamada Katsuhiro

主な担当科目

介護保険制度と介護に関する諸制度, 子ども家庭支援論

専門分野

高齢者福祉, 記録を通じた職員教育, 福祉教育におけるICTの活用, 精神保健福祉

著書

  • 『相談援助演習』第3版・第4版, 共著, 弘文堂, 2018・2020.
  • 『伝えたい福祉図書文献』共著, 日本学術研究出版, 2021.

学術論文

  • 「高齢者におけるリスクマネジメントに関する課題:エンパワメントと相談援助の関連性に着目して」単著, 鹿児島国際大学大学院論集, 第6集, 2014.
  • 「高齢者ケアにおけるリスクマネジメントとソーシャルワークの視点:『当事者』主体から捉えた『ヒヤリ・ハット』」単著, 鹿児島国際大学大学院論集, 第7集, 2015.
  • 「人・社会・生活関連科目群の構造化」共著, 日本社会福祉教育学会会誌, 第12号, 2015.
  • 「デス・エデュケーションの試み:看取りケアにおける福祉学生の認識」単著, 秋田看護福祉大学研究所所報, 第15号, 2020.
  • 「精神障害者の地域移行・退院支援の課題:アルコール依存症の私記から一考察」単著, 秋田看護福祉大学研究所所報, 第16号, 2021.
  • 「実習におけるF-SOAIP(生活支援記録法)による記録を通じた認識変化の一考察」単著, 敬心・研究ジャーナル, 第5巻, 第2号, 2021.
  • 「特別養護老人ホームにおける看取りケア:対人援助職の支援上の価値判断の異同」単著, 秋田看護福祉大学研究所所報, 第17号, 2022.
  • 「性的マイノリティの生きづらさの意味」単著, 敬心・研究ジャーナル, 第6巻, 第1号, 2022.
  • 「ICTを活用したソーシャルワークの演習教育の現状と課題:オンライン授業における評価・負担感・満足度から捉える演習教育のあり方」単著,日本社会福祉教育学会会誌,NO29,2023.

研究発表

  1. 「高齢者ケアとリスクマネジメントの視点に関する研究諸相:『ヒヤリ・ハット』分析の一考察」単独, 日本社会福祉学会, 2014.
  2. 「高齢者ケアにおけるリスクマネジメントの概観:『ヒヤリ・ハット』対策におけるリスクアセスメントの役割について」単独, 日本社会福祉学会, 2015.
  3. 「『当事者』主体におけるリスクマネジメント:『ヒヤリ・ハット』を活用したリスク認識の合意について」単独, 日本社会福祉学会, 2015.
  4. 「特別養護老人ホームにおける『看取り』ケア:『看取り』ケアにおけるクライエント・家族・対人援助職の葛藤」単独, 日本福祉図書文献学会, 2018.
  5. 「介護保険制度下における看取りケアの概観:福祉哲学からのアプローチ」単独, 日本社会福祉学会, 2020.
  6. 「事前指定書の意義:クライエントと家族の意見の相違との関係からの一考察」単独, 日本社会福祉学会, 2020.
  7. 「ダイバーシティ・インクルージョンを阻む障壁:性的マイノリティの生きづらさに着目した支援のあり方」単独, 日本福祉図書文献学会, 2020.
  8. 「『社会的ひきこもり』・『ひきこもり』支援:社会・家族との関係から捉えた一考察」単独, 日本社会福祉学会, 2021.
  9. 「不登校児童生徒に対するICT支援:For Everyone Study に対する支援過程の一考察」単独, 日本福祉図書文献学会, 2022.

社会的活動

  1. 2023年~ 東大阪市介護認定審査会委員
  2. 2023年~ 大阪社会福祉士会 中河内支部 支部役員
  3. 2022年~2024年 大阪社会福祉士会近畿ブロック大会運営委員
  4. 2022年 仙台市役所健康福祉局保険高齢部招聘講師
  5. 2020年~2022年 秋田県社会福祉士会理事
  6. 2021年~2022年 第三者評価制度 評価委員「秋田県」
  7. 2011年~ 沖縄大学地域研究所特別研究員
  8. 2021年  沖縄大学教養講座招聘講師
  9. 2017年~ スーパーバイザー
  10. 2014年~2016年至 成年後見人
  11. 2010年~2014年至 ホームレスサポート委員会 巡回相談員「鹿児島市委託事業:鹿児島県社会福祉士会」

研究テーマ

  1. 人口減少地域におけるひきこもり支援の効果的プログラムの開発
  2. 社会福祉教育におけるICTを活用した効果的な教育方法
  3. 不登校児・障害児の支援におけるスクールソーシャルワーカーの役割について

共同研究

  1. 日本社会福祉教育学会「ICTを活用した社会福祉教育のあり方に関する総合的研究」2022年2月に, 上記学会研究班研究分担者として採用され, 研究をしている。
  2. 沖縄大学地域研究所「沖縄の事例を中心に学ぶ, 第三者を中心とした法関係にかかわる私法上の総合的研究」の共同研究班の特別研究員として共同研究に参画し, 研究活動に従事している。

その他

生活支援記録法(F-SOAIP)実践・教育研究所講師
生活支援記録法 F-SOAIP エフソ・アイピー

メッセージ

「福祉とは,何でしょう。」「介護とは,どのようなことを指すのでしょう。」
社会福祉は,社会的に排除されやすいクライエントの支援を行います。
しかし,制度利用の支援やニーズ充足だけでは,十分ではありません。クライエントも,人とかかわり,地域とつながり、社会の一員として暮らしています。専門職が課題を解決していく支援,つまりは,パターナリズムな支援では,クライエントのリカバリーを阻害してしまいます。そのため,私たち福祉専門職は,クライエントの思いを感じとる力,協働による主体性回復を支援する力が求められます。

学園訓にある『自他敬愛』の精神に基づき,多様性を尊重し,多様な考え方持つ他者を包摂していく支援が必要となります。このような力を講義,実習を通じて,共に学び,育んでいきましょう。

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